でんでん祭り

石上神宮のでんでん祭りは
剣渡御祭(しんけんとぎょさい)というのだそうです。
 
(2012.06.30)
 
境内末社神田神社(こうだじんじゃ)に御神剣が渡御になり、神田神社の例祭を奉仕した後、神前に設けられた斎場にて田植の神事を行う祭で、明治以前には国宝の七支刀が御神剣の代りとして用いられていました。明治12年頃から中断しましたが、大正4年に御大典記念事業のひとつとして復興され現在に至っています。
渡御の行列が太鼓を「でんでん」と打ち鳴らしながら進むので「でんでん祭」とも呼ばれています。御田植神事では、作男(さくおとこ)・牛役と早乙女(さおとめ)2名とが、田おこしから田植までの農作業を模した所作を行います。
神事に用いた苗は害虫除け・疫病退散・除災招福の苗として参列の人々が取り合い持ち帰ります。
大和の夏祭りのさきがけとして親しまれ、当地域ではこの祭が終わると浴衣 (ゆかた)を着たということです。
石上神宮HPより】
 
 
石上神宮で神事が行われると、行列は出発します。
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神田神社へ到着し、神事が終わるとお田植え所作が始まります。
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         所作の頃には、雨が降り始めました。
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牛さんが出てくると、何だか楽しい感じがします。、
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田植えの準備ができると、いよいよ早乙女さんが苗を植えていきます。
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こちらで使われるのは、本物の苗でした。
 
 
         かなりな雨が降る中、お田植えは無事終了しました。
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         お田植えが終わると、行列で石上神宮へ戻られますが
         途中にある恵比須神社へお参りされるそうです。