長尾神社のおんだ祭り
奈良県葛城市にある長尾神社。
こちらの神社でも祈年祭が行われ、夕方からおんだ祭りが行われました。
(2013.03.04)
私が訪れたときは、おんだ祭りの準備中でした。
そして、早乙女をする小学生がやってくるところでした。
早乙女は着替えをしたあと、衣装の着方の最終確認をされていました。
こちらの神社で受け継がれてきた『着方』が、継承されているのでしょうね。
神事の最中、田んぼの中に入っていた子どもたちも
お田植え所作が始まるときには、田の外へ!
鋤や鍬、唐鋤に馬鍬が目の前に来ると、興味深そうに見ていました。
小さな子どもにとっては、何をしているのかよくわからないのでしょうね。
そういう意味でも、このような行事が行われることで
昔の文化が、次の世代へと継がれていくのだと思います。
そういう私も、実際の田んぼでこのような作業をしているところを見たことがありません。
唐鋤や馬鍬を曳いていたときは、少し暴れる程度だった牛さんも・・・・
道具を外されると、暴れる・暴れる!
後ろ脚も、暴れます!!
種籾まきなども行われ、最後に早乙女が松苗を植えて所作は終わりました。
こちらのおんだ祭りは、夕方から行われるため
老若男女、多くの方が訪れ、とてもにぎやかでした。
おんだ祭りの最後には、お餅まきがおこなわれたようで
ビニル袋などを持ってみている方も、たくさんおられました。