筆まつり Part2
先日、菅原天満宮で行われた「筆まつり」のことを書きました。
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筆まつりでは、「大字揮毫」や「毛筆で文字を書く」ということだけではなく
筆や墨などの販売や小筆の仕上げ体験など、いろいろなことをされていました。
こちらは、墨を作られる職人さん。
やわらかい墨を型にはめて、墨の形にしていかれます。
いわゆる硯でする墨で、やわらかい状態を見る機会は少ないかと思います。
こんな大きな筆で書いてみたいな~♪
こちらは、筆を作る職人さん!
穂先に「ふのり」をつけるという、仕上げの作業です。
筆塚の前で、筆供養の準備が進んでいます。
筆供養する筆などに刃を向けて切るという所作をされます。
炎はけっこう大きくなり、火に筆を投げ入れる方々はかなり熱かったと思います。
半紙は、下の方へ投げ入れられます。
筆まつりのあと、お願いして撮らせていただきました。
ありがとうございました!
梅満開の菅原天満宮。
今回は、墨作りについて少しお話を聞かせていただきました。
お店で売られている墨は、カチンコチンなものですが
その形にするときは、やわらかい状態なのです。
お店に並ぶ墨の形にしてから乾かしていかれるのですが
一気に乾かしてしまうと、割れてしまうそうで
墨の中の方から少しずつ乾かしていかれるとのこと。
モノによるそうですが
説明していただいた墨は、4か月ぐらいとおっしゃったかな。
その時点でも墨として使うことは可能なのですが
時間をおくことで、より良いモノになっていくのだとか。
ですから、お店に並ぶまでに何年もかかるものもあるそうです。
また、墨を作るためのススを集められるお話も聞かせていただきました。
その様子は・・・・長くなってしまいそうなので、また機会があれば!
墨が完成するまでには
私が思っていた以上に歳月がかかるのですね。
古くなった墨は、スス本来の色が出るモノもあるそうです。
家で眠っているかもしれない墨を、一度探してみなければ~♪