筆まつり Part2

先日、菅原天満宮で行われた「筆まつり」のことを書きました。
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                  http://blogs.yahoo.co.jp/funifuni194/15503620.html
 
筆まつりでは、「大字揮毫」や「毛筆で文字を書く」ということだけではなく
筆や墨などの販売や小筆の仕上げ体験など、いろいろなことをされていました。
 
         こちらは、墨を作られる職人さん。
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          やわらかい墨を型にはめて、墨の形にしていかれます。
          いわゆる硯でする墨で、やわらかい状態を見る機会は少ないかと思います。
 
こんな大きな筆で書いてみたいな~♪
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          こちらは、筆を作る職人さん!  
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          穂先に「ふのり」をつけるという、仕上げの作業です。
 
          筆塚の前で、筆供養の準備が進んでいます。
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          筆供養する筆などに刃を向けて切るという所作をされます。
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炎はけっこう大きくなり、火に筆を投げ入れる方々はかなり熱かったと思います。
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          半紙は、下の方へ投げ入れられます。
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          筆まつりのあと、お願いして撮らせていただきました。
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          ありがとうございました!
 
梅満開の菅原天満宮
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今回は、墨作りについて少しお話を聞かせていただきました。
お店で売られている墨は、カチンコチンなものですが
その形にするときは、やわらかい状態なのです。
お店に並ぶ墨の形にしてから乾かしていかれるのですが
一気に乾かしてしまうと、割れてしまうそうで
墨の中の方から少しずつ乾かしていかれるとのこと。
モノによるそうですが
説明していただいた墨は、4か月ぐらいとおっしゃったかな。
その時点でも墨として使うことは可能なのですが
時間をおくことで、より良いモノになっていくのだとか。
ですから、お店に並ぶまでに何年もかかるものもあるそうです。
 
また、墨を作るためのススを集められるお話も聞かせていただきました。
その様子は・・・・長くなってしまいそうなので、また機会があれば!
 
墨が完成するまでには
私が思っていた以上に歳月がかかるのですね。
 
古くなった墨は、スス本来の色が出るモノもあるそうです。
家で眠っているかもしれない墨を、一度探してみなければ~♪