「三枝祭」と聞くと、率川神社のゆり祭りを思い浮かべられる方もあるかと思いますが
私が今回訪れたのは、漢國神社の鎮華(はなしずめ)「三枝祭」です。
(2012.06.17)
6月5日には、菖蒲祭が行われました。 ↓ ↓ ↓
お供えされたお酒の壺のふちには、ユリが付けられています。
神社の方が、「菖蒲祭のときは菖蒲やったけど、ユリになってるよ!」と教えて下さいました。
三枝祭では
清和四條流家元 清本健盛師一門が来られ
四條流は、平安初期に料理に造詣の深かった第五十八代光孝天皇が、お手ずから行われた料理を、四條中納言藤原山陰卿がまとめて後世に伝えた料理儀礼だそうです。
【当日いただいた資料より】
庖丁と真魚箸を使い、直接手で触れることなく鯉をまな板に置かれます。
まな板の隅に置かれているのは、ユリです。
所作の中で使われたのですが、お祓いのようなモノかもしれません。
邪気を払う所作だそうです。
この後も、素手で鯉に触れることなくさばいていかれました。
今回奉納されたのは、「龍門の鯉」というのだそうです。
お供え物の中には、ぶともありました。
神社の方が、「菖蒲祭のときよりも、大きいよ!」と言われていました。
こちらも、お供えされたお酒のようです。
お酒には、ユリの花がつけてありました。(壺の蓋を開けて下さいました!)