藤井町の鬼打ち

奈良県天理市にある藤井町に、三十八神社があります。
こちら、「さんじゅうはち神社」というそうで、そちらで鬼打ちが行われました。
 
(2013.01.13)
 
 
         神社に集まってこられ、とんどの周りで話をされていた方々が
         開始時刻になると、一斉に作業が始まりました。
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ナタやカマなどを使って、矢を作ったり弓を作ったり
みなさん、職人のような手つきです。
 
的は、竹の皮を編んでいき、出来上がったものに半紙のようなモノを貼っていかれます。
竹の皮も、ナタで薄く剥いていかれました。
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最後に的の真ん中に「鬼」と書かれた半紙を貼って完成です。
 
 
そのあと神事が行われ、矢が射られます。
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左側を向いて射る方もおられました。
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弓は、桜の木に藁紐をくくり付けてあります。
それにしても、どうやったらそれだけ飛ばせるのだろうというぐらい
矢は、的の方へと飛んでいきました。
 
最後に「カメラマンもしてや!」と言ってもらい
私も、矢を射らせてもらいました。
しか~し、的までは届きませんでした (^^;)
 
 
 
         射られた矢に、お米の入った包み紙付きの松をくくり付けます。
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          これを苗代にさすと、豊作に
          家の間口にたてると厄除けになるとされているのだとか!