漢國神社の三枝祭

こちらの神社の三枝祭は、「さきぐさ」祭といいます。
奈良で三枝祭といえば、率川神社を思い浮べる方が多いかもしれませんが
同じ日に、行われます。
 
漢國神社は、奈良県奈良市にあり
近鉄奈良駅から徒歩数分の場所に位置します。
 
(2013.06.17)
 
漢國神社へ向かう途中、率川神社の近くで
率川神社の三枝祭へ向かわれる「七媛女(ななおとめ)」さんと出会いました。
そちらも少々気になりながら・・・・予定通り、漢國神社へ!
 
 
この三枝祭の中で
日本庖丁道 清和四條流の「式庖丁奉納」があります。イメージ 1
 
 
         魚には、直接触れられることがありません。 
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         鯛をおろすときのように庖丁を入れられたと思っているうちに
         頭から中骨(背骨?)、そして尾まで引き抜かれていきました。
 
 
そして、このような状態になりました。
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このあと、もう少しさばかれるのですが、それはまた違う方の所作となりました。
 
 
その後、「禄を賜う」とありました。
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左の肩に掛けられているのが、禄(ろく)というモノだそうです。
たしか禄とは、お給料のようなモノだとおっしゃっていたと思います。
 
 
玉串奉奠では、ユリで行われます。
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左のユリが飾られているモノは、お酒の入った壺のようなものです。
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真ん中のモノは、神饌の「ぶと」です。
こちらの神社で作られたものだとのコト。
 
 
このぶとは、たしか春日大社に伝わる神饌だったと思います。
 
 
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梅雨はいったいどこへ行ってしまったのかというような
真夏のようなお天気の下、お祭りが終わっていきました。