稲渕の綱掛神事
ハッピーマンデーの制度が導入されてから
成人の日が何日なのかよくわからないのですが
成人の日に行われた、「稲渕の綱掛神事」に行ってきました。
2014.01.13
(何日ではなく、1月の第2月曜でしたかね。。。)
到着したときには、綱を編んでおられるところでした。
三角錐のようなカタチをした木枠に掛けて
どんどん綱を編んでいかれます。
右上で一人座っておられるのは、竹をナタで削っておられます。
削った竹にお札を付け、その上にミカンを付けたら完成で
神事に向けて、橋の近くに並べられるのです。
ちなみに、竹を削るというのは
太さを整えることと、片側の先をとがらせるという作業です。
簡単そうに、次々と削っておられましたが・・・・職人技ですよね!
綱が完成すると、そこにシンボルなどを付けたら男綱の完成です。
(シンボルは、到着した時には完成していました。)
この1年間ムラの入り口を守ってきた綱が外され
新しく作られた綱が掛けられるのです。
新しい綱が掛けられると、神事が行われ
終わると、お札とみかんの付いた竹が配られました。
新しい男綱は、これから1年間
ムラの入り口を守ってくれるのでしょうね。
こちらの行事には何度か訪れたコトがあるのですが
そのたびに思うコトがあります。
この行事が受け継がれていることは、もちろんスゴいことなのですが
この綱を作り上げる技術があるということにも、驚きです。
作っておられる方々は、着々と作業を進めておられますが
私のような者があの技術を身に着けようと思ったら
いったいどれぐらいの時間を要するのでしょうね (^-^;)
そういった意味でも、文化が受け継がれているということなのですね。
また、この日は
お久しぶりな方々のお顔を見るコトも出来
そういった意味でも、良い一日となりました。