砂かけ祭り

奈良県北葛城郡河合町にある廣瀬神社で行われる『砂かけ祭』。
午前中は、拝殿で神事が行われます。
午後からは、境内に田んぼを作り
そちらで、お田植え所作が行われます。
 
(2014.02.11)
 
午後、神社に到着すると
カッパを着ている人、ゴーグルをしている人
袋を頭からかぶっている人、カメラに袋をかぶせている人
などなど、今年もいろんな姿がありました。
 
そういう私も、カメラには袋をかけ
メガネをかけて
パーカーのフードをかぶってフードの紐をしばり
カッパを着て、完全防備!
レンズのフィルターも、古いモノにチェンジ!!
 
 
 
さて、お祭りの話へ。
 
境内に結界を張り
その中を田んぼに見立てて、所作が行われます。
(鋤→鍬→唐鋤→馬鍬(まんが)の順だったかな。)
最後に、巫女さんが松の葉を苗に見立てて田植えをし
お田植えの所作は終わります。
 
 
こちらの神社では、そのひとつひとつの所作を行った後
砂のかけ合いが始まります。
 
鋤に砂を載せて、ドバーっと!
 
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お祭りに参加している人たちも、ドバーっと!!
 
 
イメージ 2
 
 
もう、どこから砂が飛んでくるのかわかりません。。。
 
 
でも、砂がたくさん飛べば飛ぶほど雨が降り
その年は、豊作になるのだとか。
 
砂を雨に見立てて行われるお祭りです。
 
ですが、説明を聞いていると
この砂をかけ合うということがいつの時期から始まったのかということは
文書では残っていないのだそうです。
 
 
拝殿前には観覧席が設けてあるのですが
このお祭りにそんなことは関係ありません!
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おそらく、境内のどこに居ても、一度は砂をかぶることになるでしょう!!
 
 
         お田植え所作に登場した牛さん。
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         もちろん、所作が終わると砂をかける人に変身します!
 
 
         今年の印象としては、子どもたちの勢いがスゴかったです。
         子どもたちが楽しく参加するお祭りというのは
         楽しいですね!
         もちろん大人たちも
         大きな子どものように楽しんでおられる姿がいっぱいでした。
 
 
         ということで、今年も豊作になりますように♪